荒れ小屋

ごめんなさい

20160409架空の日記

・新年度がぬるりと始まった。残務整理がそろそろ片付きそう。

D課程に進学する人は年々減っているらしい。(頭にある伝聞情報なので、根拠もへったくれも無い。)肌感覚では、Mに入学した人達の半分程度、場合によっては3分の1しかDに行かない。そうなると、研究室の事務仕事の配分がやりにくい。ひとりの院生がやらなければならない細々とした事務仕事が、本業以外にある。

例えば…

:ゼミの運営…メーリングリストの管理、懇親会や合宿の手配(Mに任せても良い業務もある)、国外から研究者を招待する場合には講演会の準備(昨年度の場合は講演原稿の下訳を分担してつくり、当日の質問要員にもなった。)

:研究会の幹事…メーリングリストの管理等

:研究室の院生の取りまとめ…色々な要望をまとめる仕事。部屋や蔵書の管理等も。

:学会年次大会の手伝い…これはまだ担当していない。当日の会場の設営、会費の徴収等?学部生から比較的下の年次のDまで幅広く手伝うはず。

:学会雑誌等、各種発行物の編集業務…今年度は雑誌の編集業務を手伝った。割と大変だった。もう少し大きいJournalだとどうなるのか…。

:TA/RA…授業や実習等の手伝い。

助成金関係…提出する書類が定期的に(特に年度末)ある。これは個人の業務。

他にも色々あると思う。D4にもなると、非常勤で教える仕事も降ってくるらしい。

 

・教員としては「複合的な問題」にどう取り組むか、ということで、連字符的に規定される分野をどう乗り越えるかという問題意識があるのかもしれない。

一方、教員ではない立場から見ると、院生の絶対数が減っていくなかで、ひとりの研究者の卵が、関心にかかわらず、分野を掛け持ちせざるを得ない状況ももしかしたら発生するのかもしれない。自分の看板分野をどう魅せるか、というだけでなく、事務仕事も勘案すると、割と責任や重圧というのは知らず知らずのうちにのしかかっているのではないかなと思ったりする。

 

・人の時間も、人の数も有限であるなかで、どうそれらをやりくりして成果を出すか。

そのように考えた時に、ハラスメント等の事案、また研究室の雰囲気(軽々しく「潰す」とか言わない!)は重要になる。生産性を下げないために何が出来て、何をしない方が良いのか、よく考えて同僚と接する必要がある。

 

・もしかしたら、知らず知らずのうちに自分は「熱狂」しているのかもしれないと感じることもある。(春だからか?)

年中躁状態であることに気づかないまま過ごし、バーンアウトしてしまう場合もあるかもしれない。気をつけたい。